百聞は一見に如かず!かかりつけ病院は自分の選ぶ時代。

長男の成長

こんにちは、2歳半の男の子を子育て中のハシビロコウです。

みなさんはどうやってかかりつけ病院を選んでいますか?物理的距離?口コミ?

喉の弱い長男は、一旦風邪を引くと咳が長引くのが悩みのたね。咳の治療を巡り、2年半の間に4つの病院を転々としました。今回は現在の治療を提案してくれた病院に落ち着くまでのお話です。

スポンサーリンク

病院選びの道のり

初めてのかかりつけ小児科

産院での一か月健診が終わると、いよいよ怒涛の予防接種の嵐が始まります。さて、どこで受診しよう?おそらく多くの方が近所の小児科を探されると思います。

我が家もそうでした。運よく徒歩圏内にあった、昔からある地元密着型の小児科。院長は度々テレビ出演もされるような巷じゃちょっとした有名人で、区の健診や児童館で会う保健師さんたちに「あぁ〇〇先生のところね!じゃあ安心ね」とよく言われていました。病院の前にはいつもママチャリがいっぱい。院内は狭くお世辞にも綺麗とは言えませんが、予防接種の時期が近付くとメールでお知らせしてくれたり、ネットで診療予約が取れるので助かっていました。

止まない咳症状

長男が初めて風邪を引いたのは1歳を迎えた冬。あんよを始め、外の世界に飛び出してからは月に1、2回のペースで風邪をひくようになりました。鼻水・くしゃみがある程度収まってからも、短くて2週間くらい、長くて1か月ゴホゴホしていたこともありました。眠れない長男も辛く、夜泣きに対応する親も辛く。お互い疲弊しきっていました。

もちろん、その間にかかりつけの小児科には何度も通っていましたが、毎度お馴染みの痰切りの薬を出されてハイ終了。

小さな子はそのくらい風邪を引くもの。特に今は冬ですから。

でも先生、外を歩いただけで咳き込むんです。喘息とは違うのでしょうか?

外が乾燥してるから当たり前でしょう。すぐに病気と結びつけないで。

いや、だったら外で遊んでいる子供みんな咳き込んでるはずでは…。対応にモヤモヤし始めたのはこの頃でしたね。

先輩ママの意見により耳鼻科へ

会社の先輩ママたちに咳で悩んでいることを相談してみたところ、「痰切り効かないよね~ホクナリンテープとか出してもらえないの?耳鼻科に行ってみたら?」とアドバイスを受けました。子供の風邪=小児科という図式しか頭になかった私。そうか、専門別の病院に行ってみればよいのか!目から鱗でした。

結局、この後通った耳鼻科でも「この年齢の子供の風邪って鼻水をせっせと取るしか治療のしようがないのよね」と言われ、痰切の薬しか出されなかったのですが…鼻水を徹底的に取られ、耳掃除もついでにしてもらえて一石二鳥。結局そのときの咳は自然治癒しました。

自身の妊娠をきっかけに呼吸器内科へ

長男が2歳を迎えた冬。第二子妊娠による悪阻で弱り切っていた私、もれなく長男から風邪菌を頂きました。妊婦だからという理由で、婦人科では漢方薬しか出してもらえない。二人して夜中の咳が止まらず地獄の日々を送っていました…。

ちょうどその頃、職場に同じく妊娠初期の風邪っぴき妊婦さんがおり、お互い咳が辛いねなんて話していました。それがある日、急激に回復されていて…!理由を聞くと、「呼吸器内科に行ってみたら妊婦でも使える吸引薬処方してくれて、それがよく効きましたよ」とのこと。呼吸器内科かぁ…あんまり馴染みないけど行ってみるか。ついでに子供も見てもらえるかな。半信半疑でしたが、保育園へお迎えに行った足で受診してみることにしました。

ついにつけてもらえた診断名

「あ~、風邪こじらせて咳喘息になってるね。吸引薬出しとくね。お子さんには気管支拡張テープも出しとくね」とあっさり診断&処方。長男の咳で悩んで1年近く、やっと診断名をつけてもらえたことにとても安心した瞬間でした。

また、この吸引薬が効果てきめん。あんなに悩んでいた夜中の咳があっさり治まりました。まだ2歳の長男にはメガホン型の吸引薬は少々ハードル高いのでは?という感じでしたが、それでも劇的に回復スピードが上がりました。あぁ、なぜもっと早く連れてきてあげなかったのだろう。

熱性けいれんをきっかけに総合病院の小児科へ

以降、風邪をひくと咳が長引く前に呼吸器内科を受診するのが我が家の定番スタイルとなりました。ある日、「まずは気管支拡張テープで様子みて」と言われて帰った晩、恐れていた2回目の熱性けいれんが出てしまったんです。「熱性けいれんだからきちんとした大きなところで診てもらって」と紹介されたのが、長男を産んだ近所の総合病院の小児科でした。

熱性けいれんを一通り診てもらった後、咳のことも相談してみたんです。

かかりつけでテープが処方されたのですが、咳がなかなか治らないんです。吸入薬を出していただけないでしょうか?

お薬手帳みせてもらえる?あらっ喘息なの?テープ効かないでしょう。えっメガホン型の吸入薬使っていたの?2歳の子には難しいと思うけど…よく頑張ってたねー!

はい、うまく吸えてないときが多かった気もします。

ネブライザーを貸し出しますので、家でやってみてください。気に入ったらネットでも購入できるからね。これまでの薬歴をみると咳が長引くタイプみたいだから、個人的には購入したほうがいいと思います。吸引薬自体はかかりつけで言えば処方してもらえるはずですから。

ネブライザーってなんぞやレベルの私でしたが、よく耳鼻科で子供がもくもく吸引しているのを見たことがある方も多いと思います。あの機械です。ちなみに病院で貸し出されたネブライザーはこちら。楽天にもありました。

約7分間ほど吸わせなければいけないのが至難の業ですが、直接吸えなくても鼻や口の周辺にけむりを当てるだけでも効果的とのことで…2歳の長男はテレビを一緒に見ているときや寝ているときに吸引させると比較的うまくいきました。やっぱりテープとは違い、効果てきめん!

オムロンからはこんな可愛いのも出ています。噴射率が少し下がるようですが、音は小さめとか。次の楽天SSで購入予定です。

スポンサーリンク

病院選びの軸

セカンドオピニオンの重要性

長男の咳にまつわる病院巡りの一件で、セカンドオピニオンの重要性をひしひしと感じました。

  • 複数の医師から意見を聞くこと。⇒治療方針は意外にたくさん存在します。
  • 口コミを信用しすぎないこと。⇒実際に足を運んで病院を選ぶ。医師との相性も大事です。

“風邪”ひとつとっても、咳、鼻水、熱、いろんな症状があります。その症状に応じて病院を選ぶという考え方を学んだ出来事でした。

コメント