【2人育児】2人目にして初めて完母になりました。

子育て

こんにちは、3歳と0歳の男の子ママのハシビロコウです。

ついにハイハイをマスターした次男。気が付くととんでもない場所にいたり、目につくもの全てを口に入れたり、いよいよ目が離せない時期になってきました。また、母を認識しているようで、目があうと満面の笑みを見せてくれます。癒し…!

授乳回数は8~10回と相変わらず。私は1人目を混合→完ミで育てたので、今回もそうなるものだと思っていたら…まさかの混合→完母になっています。どちらも経験してみて感じたのは、どちらがいいというわけではなく、結局はママが楽な方法が一番ということ。

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長男の場合(混合→完ミ)

産後のママの最大の関心事といっても過言ではない、授乳の問題。軽くトラウマになっているくらい、長男のときは本当に苦労しました。

授乳に対するイメージと現実

長男を出産する前、子供を産んだら母乳って自然に出てくるものだと思っていました。一生懸命母乳を飲む赤ちゃんを穏やかな目で見守る母親。穏やか~な時間が流れる至福の授乳タイム…そんなイメージを抱いていました。

ところがどっこい、現実は全く違っていました。まず、母乳が全然でない。しかも、でないうえに飲みにくいお胸だったようで、顔を近づけるだけでエビ反りで断固拒否する長男。え?赤ちゃんって母乳好きなんじゃないの?助産師さん数人がかりで泣き叫ぶ長男を押さえつけて飲ませたのに、体重増加量がわずか0.2gだったときは泣けました…。

乳頭混乱

保護器をつけて飲ませ続ければ、いつかは母乳も増えて直母で飲んでくれるようになる。そう信じて、退院後も長男との騙しあい。寝起きを狙って吸わせてみたり(3秒後、我に返った長男「ぎゃー!(ミルクよこさんかーい!)」)、哺乳瓶でミルクをあげて少し落ち着かせてから吸わせてみたり(すりかわりに気が付いた長男「ぎゃー!(ミルクよこさんかーい!)」)、本当に色々と試しました。

が、そんな努力も空しく、やつがやってきました。そう、乳頭混乱です。生後4ヶ月目にはもう母乳は断固拒否!全く受け付けなくなってしまいました。

混合から完ミへ

混合授乳では、母乳を与えて足りない分をミルクで補うのが鉄則。だけど、あまりに母乳を嫌がって泣き叫ぶので、何だか疲れてしまった私は母乳をすっ飛ばしてすぐにミルクをあげてみました。美味しそうにごくごく飲む長男。そのとき、ふと思ったんです。

あれ、ミルクを飲む我が子の顔をこんなゆっくり見たの、いつぶりだろう…。

いつも直母で吸わせようと必死で、ミルクをあげる頃には疲れ果てていました。長男の顔をゆっくり眺める余裕なんてなかった。こんなに可愛い顔をしていたのに。どうして今までこんなにも母乳に固執していたんだろう。

この一件を機に母乳はスパッと諦めて完ミとなり、穏やかな授乳時間を手に入れたのでした。

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完ミのメリット

完ミ、とってもいいですよ。確かに夜中の調乳は辛いし、外出時の荷物が増えるといった苦労はありましたが、メリットも沢山です。

哺乳量が分かりやすい

月齢に応じて調乳量が決まっていることで、足りてるかな?と不安になることはありませんでした。ただ、長男はあげるだけ飲むタイプだったため、基本量では全然足りませんでした~。

タイムスケジュールを立てやすい

ミルクは腹持ちがよいので、3時間くらいは授乳間隔が開くことが多いです。おかげで一日の予定を立てやすかったですね。完ミになったのを機に、実家の母に長男を見てもらいながら自動車教習所に通い始めたくらいです。

卒乳しやすい

卒乳つらかった~という先輩ママの声をよく聞いていたので、一体どうなることやらと恐れていましたが…完ミ&母乳完全拒否でもともと添い寝ができなかったこともあり、長男はすんなり卒乳してくれました。それはそれでちょっと寂しかったけど…。

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気負いすぎないで

今思えば、あの頃は若干ノイローゼ気味だった気がします。気が付けばずーっと授乳のことを考えていましたね。考えすぎるな、なんて言われても、なんせ2、3時間おきに絶対に授乳タイムはやってくるわけで。母親のくせに母乳をあげられないなんて母親失格だ、くらい思い込んでいました。お腹が空いてなく我が子を目の前にして「満足に母乳あげられなくてごめんね」「でもこっちも泣きたいよ!」の気持ちが常にグルグル。結構追い詰められていました。

完ミで育った長男は現在3歳、身長も体重もしっかり伸び、やんちゃ坊主に成長しています。

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次男の場合(混合→完母)

そんな経験を経て、次男を出産。また授乳で苦労するんだろうなぁと、出産前から重い気持ちでした。

出遅れたスタート

次男は生後すぐに保育器に入ったため、初めて授乳できたのは退院前日。通常であれば出産翌日から早々に母子同室となり授乳スタートとなるはずだったので、だいぶ出遅れました。そのせいか、産後数日たってもあまり胸も張ってこない。長男のときは母乳が出ないながら胸はガッチガチに硬くなり、泣きながらマッサージを受けた覚えがあるくらいだったので、もはや今回は早々に完ミだろうな~と思っていました。

授乳初日にまさかの…

退院前日に初めて授乳室へ。数年ぶりということもあり、授乳の仕方をまた一から教えてもらいます。

長男のときに全然母乳でなかったので、今回も苦労するんだろうな~と思っています…。

えーそうなの?飲んでくれそうな感じだけどねぇ。(マッサージをして)おっいい感じじゃない?滲んできてるし。

(頑張ってアゲアゲしてくれている…)いや~吸ってくれないと思います。

恐る恐る次男にいざ授乳。おっ…泣き叫ばない!第一関門クリア!

体重を測ってみよう。ん…35g?いやいや多すぎでしょ。体重計壊れてるのかな…

すごいじゃない!初日からそんなに増えるなんて、さすが経産婦さんね~。順調だね!

どんなに褒められても、長男のときに0.2gしか母乳が出なかった私は信じませんでした。うそだ、こんなにスムーズにいくはずがないし、そもそも私から母乳がそんなに出るはずがない!!

ミルクの量に悩む日々

退院してからも、母乳のあとにミルクを毎回足していました。母乳だけで足りているのかよく分からなかったうえに、長男と同様に次男もあげればあげるだけ飲むタイプだったからです。そんな中、一ヶ月健診で体重について指摘を受けたんです。

順調に体重増えていますね。ただ、ちょっと増えすぎな気もするから、ミルクを減らしてもいいかもね。ミルクは寝る前だけにしたらどう?

このアドバイスをもとに、ミルク足しを就寝前の1回のみに減らしてみることに。ミルクをすっぱりやめる選択肢はありませんでした。寝る前に授乳を終えると必ず泣くので、母乳が足りてないと思っていたからです。

完母になったきっかけ

そんな感じで寝る前にミルクを足し続けて生後5ヶ月を迎えようとした矢先、事件が起きました。朝起きると、左胸がなんだか痛い。脇あたりがつる感じがする。違和感を感じて触ってみると…

固っ!!しこり!?

岩のようなしこりが出来ていたんです。しかも、時間が経つほどにどんどん痛くなっていきます。自己流でマッサージしてみるものの効果はなく、痛くて触れられないくらいになってしまいました。これはただことじゃない。急いでネットで検索すると、近所に桶谷式の助産院を発見。藁にも縋る思いで受診しました。

わー!固い。これはかなり詰まってるね…(マッサージ)昼間でこれだけ母乳出てるんだから、夜はもっと出てると思いますよ。ミルク足してる場合じゃないよ!もっと授乳しないとまた詰まるから。

そのとき、マッサージでぴゅーぴゅー出てくる母乳を初めて目の当たりにし、意外に出てるんだな、今回は自分の母乳を信じてみてもいいのかもしれないと思ったんです。その日から、ミルクを足すことをやめ、完母にしてみることにしました。

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完母のメリット

なんといっても!夜中の授乳も起き上がってキッチンに向かう必要はなく、ペロリと服をめくるだけ。次男は吸わせればだいたい寝てくれます。

外出時の荷物が少ない

おも~い調乳用の湯冷ましを持ち歩く必要がないので、リュックがとっても軽いです!!基本的に授乳ケープだけでOK。

寝かしつけの最強手段

母乳は最終にして最強の兵器。外出先で泣いちゃうときも、ささっと吸わせれば静かにしてくれます。(ただ、何っ母乳が効かないだと…!?ってときの焦り半端ない)

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完母の大変さ

完母は確かに楽ですが、個人的には完ミを上回る大変さがあるなぁと感じています。

なんといっても体のトラブル!食事が何よりの楽しみの私は脂っこいものや乳製品を避けることなく暴飲暴食した結果、これまでに白斑を2回経験しました。あまりの激痛に授乳が拷問レベル。授乳間隔が空くと胸が張って染み出るため、母乳パットは欠かせない。このシステムどうにかならないの?授乳間隔が開かないため、常に寝不足です。産後半年経ってついにガタが来たのか、先月から副鼻腔炎→乳口炎→膀胱炎と、炎症の嵐。母はボロボロ。

あと、食欲が異常。消費カロリーを上回る量を食べているので、全然痩せません。むしろ妊娠前より体重が増えました。どぅーーーーん…。

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完母・完ミどちらも違ってみんな良い

2つの授乳方法を経験して思ったのは、どちらも一長一短。その時にママが楽な方法が一番だということです。自分の心に余裕がないと、子供に当たってしまったり、家庭内がギスギスしてしまったり。ママの心が平和=家庭の平和ですからね!ミルクでも母乳でも、子供の成長には全く関係ありませんよ。気楽にいきましょう!

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